〔J2第4節:福岡vs.熊本〕レポート:「苦しいゲーム展開」も、冨安&ウェリントンのゴールで勝点3を積み上げて5位浮上

  • 明治安田生命J2
  • 第4節
  • 福岡
  • 熊本
  • 54分 冨安健洋(福岡)
  • 66分 巻誠一郎(熊本)
  • 76分 ウェリントン(福岡)
  • レベルファイブスタジアム
  • 2017年3月19日 14:03

連勝中の福岡は19日、レベルファイブスタジアムで熊本と対戦し、2-1で九州ダービーを制して3連勝を飾った。第4節を終えて福岡は5位に浮上。キャプテンの三門雄大は「苦しいゲーム展開だったが、内容が悪くても勝てたことが大事」と前を向いた。

まさに「苦しいゲーム展開」だった。熊本のプレッシャーの速さに、序盤の福岡はミスが目立った。開始5分には、DF岩下敬輔のバックパスに対し、GK杉山力裕が手を使ったとの判定でファウルとなり、熊本がペナルティエリア右でのFKを獲得する。しかし上里一将のスピードあるキックは誰も合わせることができず、熊本は決定機を逃す。その後も熊本は、前線からの連動したプレッシャーで福岡に主導権を握らせず、ボールを奪うと、FW巻誠一郎へのロングボールから一気に押し上げる「割り切ったサッカー」(井原正巳監督/福岡)で福岡を苦しめた。熊本の清川浩行監督が振り返ったように「一人で勝てない相手に対し、全体でボールを奪って、サイドで仕掛ける」というチームの狙いにおいて、熊本の方が狙い通りに試合を運んでいた。

33分、ボールを奪って左サイドに大きく展開した熊本が、片山奨典のクロスにファーサイドで巻が頭で合わせ決定機を迎えるも、これは福岡のGK杉山がキャッチ。41分にも再び左サイドの片山からクロスが入るも、ファーサイドでこぼれ球を拾った林祥太のシュートは、福岡のDF冨安健洋のカバーで弾き出される。熊本が狙い通りに進めながらも、スコアレスのまま折り返した。

後半に入ると、スコアが動き出す。54分、福岡が右CKを獲得し、駒野友一のキックをウェリントンが頭で折り返し、冨安のヘディングシュートがポストをかすめてゴールに吸い込まれた。「信じられない気持ちだった」と振り返ったのは、これがプロ(Jリーグ)初ゴールとなった冨安。福岡が先制したものの、66分。敵陣深く侵入した熊本の片山がゴール前にクロスを上げ、ファーサイドでフリーになった巻がヘディングでゴールを決めて、熊本が同点に追いつく。

さらに73分。途中出場した福岡のウィリアン・ポッピが高い位置でボールを奪い、そのままスピードに乗ってドリブルを仕掛けようとしたところで、熊本のDF黒木晃平が得点機会阻止の判定でレッドカードを受け退場処分に。そのフリーキックで右CKを獲得した福岡は、いったんはクリアされるも、再び左CKを獲得し、最後はウェリントンがヘディングで3試合連続となるゴールを決め、福岡が再びリードを奪う。そのまま辛くも福岡が逃げ切って、勝利を収めた。

「巻(誠一郎)選手へのボールに対するセカンドボールであったり、ラインコントロールを含めて、押し込まれる時間があり、非常に苦しい前半だったが、何とか我慢して後半に1点を奪い、追いつかれても、もう一度突き放す点を取れたことはチームの成長」と、試合を総括した井原監督。プレッシャーの速い相手に対するゲームメークの部分で課題は残しながらも、福岡は勝点3をキッチリと積み上げた。次節は26日、アウェイで山形と対戦する。

   

   

〔J2第4節:福岡vs.熊本〕各種コメント

Reported by 新甫條利子



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