〔J2第13節:福岡vs.岡山〕各種コメント

  • 明治安田生命J2
  • 第13節
  • 福岡
  • 岡山
  • 89分 ウェリントン(福岡)
  • レベルファイブスタジアム
  • 2017年5月13日 14:03

井原正巳監督(福岡)

厳しいゲームになりましたが、大勢のサポーターが駆けつけてくれて、何とかゴールをこじ開けることができたのも、サポーターの声援があったからだと思っています。前節、松本に勝ったことで順位を少し上げて、今節のゲームで連勝することでその位置をキープできる、また中3日で湘南戦が控えていることを考えて、今日は絶対に連勝しようということでゲームに入りました。岡山さんの今日の3トップは、非常にクオリティーが高くて、ゴール前のコンビネーションの脅威もあったのですが、結果的に無失点で何とか抑えることができましたし、シュートもあまり打たれなかったように思います。逆に我々の方が多くのシュートを打っていたのですが、なかなかゴールをこじ開けることができなかった。それはセットプレーも含めて次の試合に向けての課題として、中3日ではありますが、コンディションを回復することと、その最後のところの精度を上げていくところを少しでもやっていければと思っています。

Q:前節から先発しているジウシーニョ選手と、ボランチで出場している山瀬(功治)選手の評価を。

ジウ(シーニョ)は日本での経験も豊富ですし、今年から我々のチームに加わって、中盤の右サイドか今日のようにトップに近いところでプレーして、途中から入っても結果を出してくれていましたし、ファイティングスピリットや前に行く推進力、ボールを受けに入ってくる動きもチームに溶け込んでいますし、駒野(友一)との関係もジュビロで一緒にプレーしていたこともあって非常にスムーズにいっているところで、今日も先発で良い仕事をしてくれたと思います。何よりもチームに喝を入れるようなコンタクトのところの強さとか、気持ちを前面に出すプレーヤーなので、おとなしい選手が多いチームの中で非常に良い見本になってくれているかなと思います。山瀬は中盤のサイドでもトップ下でもできる経験豊富な選手ですし、彼がボランチでミカ(三門雄大)と中盤の安定感をもたらしてくれていると思いますし、ゲームの中でいろんなことを考えながら非常にクレバーにゲームをコントロールしてくれるので、キーマン的な存在としてチームをうまくまとめてくれているかなと思います。

Q:後半に石津(大介)選手とポッピ選手の2枚替えをしましたが、その意図と効果は?

もともとその2人が先発で出ている試合も多くありましたし、今日は坂田とジウシーニョが先発しましたが、彼らの疲れも少しずつ見えてきた中で、特徴が少しずつ違う2人、ポッピはより前に、クロスの精度を含めて右サイドでのプレーが得意ですし、石津は間で受けるようなプレースタイルで、(ウェリントンを含めた)あの3人も多くの試合を経験している中での、ゴールへの違う形、またちょっとした違いのボールでゴールを挙げてくれればと思い投入しました。

   

長澤徹監督(岡山)

アウェイにも関わらず、福岡までサポーターの皆さまが駆けつけてくれて、粘り強いゲームを進めたのですが、勝点を取れなかったことに関しては反省しています。次に向けてしっかりと頑張りたいと思います。ゲームの方は、立ち上がりはそれほど極端な流れを感じず、自分たちにも時間があったのですが、そこで少し普段通りにプレーできなかったというか、中盤で前を向いている時間帯で出し手が動いていても見きれず、出し手が出せる状況でもアクションが起こらないというようなタイミングのズレがもったいないな、という時間が続くうちに、アビスパさんにペースを握られたという形でした。どちらかと言うと、自分たちがもう少しアグレッシブに、攻撃方法を探すとか、相手の狙いを外すとか、そういう風に移行できなかったところが(問題だった)。もう少しアグレッシブに(ゲームに)入りたかったというのが正直なところです。ただゲームは粘り強く、相手のポイントを抑えながらやれたんですが、最後の最後にストライカーをフリーにしてしまっては、やられてしまうのがこの世界なので、中のマーキング、その前に上げさせたところも含め、ブロック全体の下げ具合も含め、そこはいくらでも反省できるんですが、そうではなくて、今日は最初言ったような勇敢に前方向にタイミングを合わせる、前を取りに行くといったプレーが反省ポイントかと思います。そうは言っても中3日で次の試合なので、少しメンタリティとタイミング、プレーの目的を合わせるだけで十分解決できると思うので、今日の粘り強さに、よりアグレッシブに前に出ていけるプレーが重なれば、安定したゲームができると思うので、その辺のバランスをこの連戦のなかで植え付けていきたいと思います。

Q:無失点までもう少しだったと思うのですが、足りなかった部分は?

あの時間帯になると、お互いにシステムを崩している中で、オール・オア・ナッシング(一か八か)で出て来る局面だったと思います。人数はそろっていたので、戦術的なことよりも、ウェリントンもさすがなんですが、背中に入られちゃったんで、具体的には背中を見せないこと。一瞬、首を振って確かめれば最後、コンタクトは入れられたと思いますし、ほんとコンマ1秒だと思いますが、そこで見放したというところ。そこが差でもありますし、そこは日常のトレーニングで私がもっと強く要求しなければいけない、そうして防げる部分だと思いますので、しっかりと反省してやっていきたいと思います。

Q:アビスパ対策としてポイントだった部分は?

アビスパさんはボールをゲットしてからシュートまでのパス本数が一番少ないチーム。要するにウェリントンを中心にセカンドを拾って、それをシュートに結びつけるということ。またはオープンに展開して駒野(友一)選手や亀川(諒史)選手からのクロスという非常にシンプルな展開をするチーム。崩されたというよりも、崩す前に勝負をつけるということで、自分たちがセカンドボールを拾うために、ボールが空中に上がっているうちにポジションを移動して落下地点に集結する、そこでプレッシャーをかけるということだったと思います。ただ、最後の(失点した)部分は、セカンドを拾われてサイドからのクロスということで、そこはアビスパさんらしい攻撃でやられてしまったなと。分かっていたところでやられたのですが、ぶれずにやり続けたアビスパさんの強さは勉強しなければいけない部分だと思います。

   

ウェリントン選手(福岡)

岡山さんは勝点1、引き分け狙いで来ていたのかなと前半から感じていました。自分たちにとって難しい状況になっていく中で、(ウィリアン)ポッピからのクロスの質は自分も分かっていますし、本当にいいところにあげてくれて、それにしっかりと合わせるだけでした。(2試合連続で)ゴールを決めることができているというところは嬉しいですし、個人的に得点王を狙っていきたいと思っていますが、チームが勝利したということが何よりも嬉しいので、チーム全員におめでとうと言いたいです。(次節は古巣との対戦)意識しないかと言えば嘘になりますし、日本での自分の名を大きくしてくれたチームですし、すごく感謝しているチームではあるので、意識してはいるかなと思いますけれども、今自分が所属しているのはアビスパですし、アビスパのためにゴールを決めたいですし、しっかりと結果を残してチームに貢献できるようにやっていきたいと思っています。

亀川諒史選手(福岡)

多くのチャンスを作った中で決め切れない時間が続いていましたけど、こういう試合で引き分けていたら昇格はできないと、やりながら思っていたので、最後に得点を入れて勝てたことは、間違いなく良かったと思います。連勝すれば順位も上がりますし、90分で1点しか取れなかったですが、勝ちは勝ちだと思います。まだ湘南の結果は分かりませんが、今日、湘南が勝ったとしても、これで次の直接対決で勝てば(勝点で)並べるので、下からプレッシャーを与えたいと思います。

三門雄大選手(福岡)

(岡山の前線3人に対しての守備は)豊川(雄太)選手が背後に流れるところと、大竹(洋平)選手や石毛(秀樹)選手にボールが入ると恐いというのがあったのですが、前半はそこに入ることもありましたが、危ない場面ではしっかりと閉じることができたと思いますし、慌てずに対応できたと思います。前で(ボールを)引っかけてショートカウンターにつなげることができれば(さらに)良かったと思います。自分たちの前線には良い選手がそろっているので、2点、3点取れるようにするのが今後の課題だと思います。ただ勝つことがとても大事で、これまで勝ち切れなかったゲームもあった中で、今日は1-0で勝ったということが非常に良かったと思います。個人的に次節の湘南戦を楽しみにしていますし、湘南はハードワークしてくるので難しいゲームになると思いますが、お互いにテンション高く臨めると思います。

駒野友一選手(福岡)

主導権を握りながら試合を進めていましたけど、そういう時こそひとつのミス、ひとつのスキを突かれることがあるのでそれを注意して最後まで集中を切らさずにできたと思います。右から崩すことはできていましたが得点までつながらなかったので、もっと精度を高めていけば相手にとって嫌な攻撃ができると思うので、その精度をもっと高めていきたいと思います。(連勝はチームにとって大きいのでは?)負けたあとの試合は大事ですし、松本戦に勝って、その次のホームで勝てたことで、次の中3日で湘南に勝つことが大事になると思います。今までも上に行くチャンスはありましたけど、そこで勝てなかったので、このチャンスをものにするかどうかでこの先が変わってくると思います。今日も上位陣が引き分けたり、ポイントを伸ばすことができなかったりしているので、この流れをものにできるようにしたいと思います。

岩下敬輔選手(福岡)

難しいゲームでしたが、岡山があのような戦い方をしてくるのは分かっていましたし、90分通してボールは持てるだろうとは思っていました。ただ、最後にゴールを奪うことはできましたが、(攻撃で)いろいろなアプローチをしないといけない中、力づくで点を取りにいこうとしても難しいということを感じながらプレーしていました。前半でそこを気づくべきだったと思うし、後半も同じように時間を使いながら攻めに行って、その中でカウンターから少し危ないシーンをつくられていましたし、そこは岡山の狙い通りのゲーム展開に自分たちがしてしまったというところもあったので、前に引っ張り出すとか、90分を通してどうやって攻めていくのかを考える必要があったかな、と思います。駆け引きという部分で、自分たちで突っ込んで行ってボールを失うケースも多かったですし、そういう試合のコントロールはまだまだかなと思います。(相手の前線3枚に対しては)1トップの選手がつる動きしてくるというイメージを持っていたので、そこは3バックでしっかりとコミュニケーションを取りながらやれていましたし、ただ自分たちでギャップをつくってしまうというシーンが何度かありました。それはサネ(實藤友紀)とトミ(冨安健洋)とやってきた中で、今日はトミの代わりに堤(俊輔)が入るという変化の中で、少しうまくいかなかったという理由がありますが、それも試合を重ねれば十分に良くなる点だと思いますし、今日の試合の中でも時間の経過とともにお互いにうまくカバーできるようになったとは思います。



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